
株式投資を始めたけど、なかなかうまくいかない。
売買のタイミングってどうやって判断したらいいの?
こんなお悩みをお持ちの方が多いと思います。
株式投資をするなら、少しでも勝率を上げていきたいですよね。
そのためには、テクニカル分析を活用しましょう。
この記事では、人気のテクニカル指標の中から、おすすめの指標を紹介します。
基本である移動平均線やローソク足と合わせて活用しましょう。
✅本記事の内容
✅本記事の執筆者

はじめまして!
この記事を書いているKIYOです。
証券会社で約10年勤務していた経験があり、
現在はトレーダーとして毎日相場と向き合っています。
テクニカル分析とは

テクニカル分析は、株価チャートをテクニカル指標を用いて分析する手法で、
過去の値動きなどからトレンドやパターンを把握し、今後の値動きを予想します。
テクニカル指標を活用することで、トレードの成功確率を上げることが可能です。
そのため多くのトレーダーが利用しています。
テクニカル分析のメリット
テクニカル分析には、以下のようなメリットがあります。
証券会社の口座を開設すると使用できるようになる取引ツールは高性能なものが多く、取引ツール上でさまざまな指標を表示させることができます。
そういったツール上で視覚的に把握することができるため、わかりやすいです。
また、基本的にはチャートを見ていればいいので、ほかの知識があまりなくても分析ができます。
分析力を高めるにはある程度経験も必要になりますが、練習を繰り返す事で精度が上がり、自分なりの勝てるパターンが見えてきます。
テクニカル分析のデメリット
逆に、以下のようなデメリットもあります。
例えば、急に悪材料が出て急落する場合もありますが、そういった動きには対応しづらいです。
株価は突発的な動きをすることがあるため、必ずしも過去のパターンと一致するとは限りません。
また、それぞれのテクニカル指標では、買いや売りを判断する売買シグナルがありますが、シグナル通りに売買しても必ず成功するとは限りません。
これが「ダマシ」と言われるものです。
ダマシを見極めるには、複数のテクニカル指標の併用が効果的です。
テクニカル指標

それでは、テクニカル分析のメリットやデメリットをふまえてもらった上で、テクニカル指標の解説をしていこうと思います。
テクニカル指標にはさまざまな種類があり、すべてを覚えて使いこなすのは難しい、というか不可能に近いと思うので、この記事で解説する指標は以下のものにします。
基本であるローソク足や移動平均線に加えて活用しましょう。
トレンド系指標
トレンド系指標とは、上昇トレンドや下降トレンドが発生しているかどうか、そのトレンドの勢いはどのくらいなのか、を分析するのに長けた指標になります。
トレンド系からは3つ解説します。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは移動平均線を応用したもので、
「順張り」や「逆張り」においての売買のタイミングを判断する際に有効です。
✅ボリンジャーバンドの詳しい解説はこちら ↓

一目均衡表
一目均衡表(いちもくきんこうひょう)は、
「相場は買い方と売り方の均衡が崩れた時に大きく動くので、どちらが優勢かが分かればよく、それを一目で知ることができる」
という由来からできた手法です。
✅詳しい解説はこちら ↓

MACD
MACD(Moving Average Convergence Divergence)とは、移動平均収束拡散などと言われ、移動平均を応用したものです。
この指標は、トレンド形成時に強く、ボックス相場に弱いのが特徴です。
✅詳しい解説はこちら ↓

オシレーター系指標
オシレーター系指標とは、現在の相場が買われすぎなのか、売られすぎなのかを分析するのに長けた手法です。
オシレーター系からは2つ解説します。
RSI
RSI(Relative Strength Index)は、相対力指数と言われ、オシレーター系指標の代表的な指標です。
買われすぎ、売られすぎを判断するので、ボックス相場では高い効果を発揮します。
✅詳しい解説はこちら ↓

ストキャスティクス
ストキャスティクスは、RSIと同様のオシレーター系の指標で、買われすぎ・売られすぎを判断する指標です。
ストキャスティクスには、相場の動きに素早く反応するファーストストキャスティクスと、動きの緩やかなスローストキャスティクスの2種類あります。
✅詳しい解説はこちら ↓

まとめ

テクニカル分析について解説しました。
この2つの指標を組み合わせて使うことで、精度があがります。
この記事を読んだら、あとは実践あるのみです。
経験を積み重ねて、トレーダーとしてステップアップしましょう!
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