対面の証券会社で株式投資をするなら営業マンに気を付けよう

営業マン 投資

証券会社の営業マンからいろいろ勧められるんだけど、

プロの言う通りにしておけば大丈夫だよね。。

いいえ、絶対にだめです!

これは、投資経験や投資知識の少ない人にありがちな考え方です。

では、なぜだめなのでしょうか。

証券会社に勤務していた経験がある僕が、なぜだめなのかをお話しします。

✅この記事でわかること
  • 証券会社の営業マンの考えていること
  • 営業マンの言う通りにすることで招きかねない最悪の結果
  • 絶対に頭に入れておかなければならない投資における大原則

はじめまして。

この記事を書いているKIYOです。

僕は、証券会社で約10年勤務していました。

現在はトレーダーとして毎日相場と向き合っています。

広告
広告

はじめに

PC

まず、投資を始める際には証券会社の口座が必要になりますよね。証券会社の選択肢は大きく分けて2つに分かれます。野村証券や大和証券などの対面型の総合証券か、SBI証券や楽天証券などのネット証券か。この2つの大きな違いは売買の手数料です。

総合証券は顧客に担当者がつき、対面で個別サポートが受けられる分手数料が高く
一方ネット証券は情報収集から売買まで自分で行うので手数料が安いです。

株式投資を始めるのであれば、基本的にこの2つのどちらかから選ぶことになります。

僕はネット証券を強くおすすめしますが、ネット証券ではなく対面型の証券会社を選ぶ(選ばざるを得ない)のであれば、この記事を読んでしっかり頭に入れてください。

✅ネット証券を利用するのであれば、この記事は読まずにサクッと口座開設しましょう

【SBIネオモバイル証券】 ←HPはこちら

松井証券 ←HPはこちら

証券会社の営業マン

営業マン

担当者と言えば、それなりにアドバイスをしてくれそうに聞こえますが、
「営業マン」であることをまずは理解しましょう。

営業マンであるということは、お客様にセールスして、商品を買ってもらうことで会社の利益に貢献します。

証券営業の場合は、売買の手数料が利益にあたります。
当然「ノルマ」があり、そのノルマをこなすには売買手数料を稼ぐ必要があるわけですが、売買する回数や代金が多ければ多いほど収益につながるので、顧客にたくさん売買してもらわないといけないということです。

「営業マン」にとっては、お金をたくさん出してもらって、何度も売買してもらうのが一番なわけです。

ですから、売買手数料を稼ぐためにあれこれセールスされます。

それが仕事ですから。

営業マンによるセールス

例えば、

○○○が今後値上がりしそうなので買いませんか?

うーん。でもよくわからないから・・・

値上がりしそうな理由をいろいろ説明しながら勧誘してきます。まだ株式投資に詳しくない初心者の方は、プロが言うなら・・・と、軽い気持ちでOKしてしまう、なんてことがあると思います。

というか、実際目にしてきました。

営業マンもそれなりに勉強して相場観を持っているので、本人は値上がりするという自信を持って勧誘してきます。買ってもらいたくてうずうずしています。それで利益が出れば顧客の信頼を得ることができ、次の売買手数料につながる可能性があるからです。

ここまでは、よくあるやりとりです。

 

悪徳営業マンの実態

本当に注意してもらいたいのが、手数料稼ぎばかりで顧客の利益を軽視する営業マンが多いということです。

 

買った銘柄が○○円ほど値上がりしました。今売ると○○円ほど利益が出るので売りましょう!

 

まだ買ったばかりだし、もう少し持っていたいんだけどな・・・

そういった営業マンは、短期間で回転売買をして手数料を稼ぎたいので、紹介して買ってもらった株などが思惑通り値上がりした場合に、まだ利益が少ないにもかかわらず、「もっといい銘柄があるので」などと言って売却を促したりします。

また、逆に値下がりしてしまった場合、「思っていた値動きにならなそうので、損切りしてほかの銘柄を買いませんか」などと言ってこちらも売却を促してきます。

もちろん、株式投資において早目の損切りはかなり重要なことなので、間違ってるとは言えません。しっかり値動きを分析して、思惑と違うのであれば売ったほうがいいです。

ただ、手数料稼ぎを重視している営業マンは、そんな理屈で動いていません。ただ、回転売買をしたいんです。でも、もっともらしい理由は語ります。

そんな営業マンなんて信用できませんよね?

もちろん、だんだん顧客も離れていきますが。

実際に、僕が勤めていた証券会社ではこういった手数料稼ぎしか考えていない営業マンがかなり多かったので、本当に注意してもらいたいんです。

営業マンに任せてはいけない

僕自身経験があるのですが、顧客の中には

「君に任せるよ」

と言ってくれる方がいました。

もちろん、営業マンにとっては信頼の証でもあるので、喜ばしいことです。

ですが、絶対にダメです。

任せてしまう人は、お金に疎かったり、投資の知識が少なかったりしますが、

そういった顧客には、きちんと話してしっかり納得してもらってから取引するのが基本です。

では、担当者が先ほど話したような悪徳営業マンだったらどうでしょうか。

任せるよ、なんて最高の言葉です。

じゃあ、○○を買いましょう。○○を売りましょう。

の繰り返しです。しかも短期間で何度も。

最近は減っているようですが、ひと昔前だと顧客に無断で売買するケースもあったくらいです。(法律で禁止されていますが)

もしかしたら、それで利益が出ていればいいと思う人もいるかもしれませんが、そんな簡単なことではありません。

これは僕が見てきた中での経験則ですが、悪徳営業マンに任せた顧客は十中八九資産が減ります。

短期間で回転売買するには、新興市場に上場している値動きの大きい銘柄などに偏りがちになります。

上がっているときはいいですが、そういった銘柄は下がる時も大きく下がるケースが多いです。

もし、損切りが遅れたらどうでしょう。

未熟な営業マンほど、損切りも下手です。

最悪なのは、そのまま損切りできずに塩漬けにされるパターンです。

塩漬け株:売ると損が出るため、売るに売れずに長期保有すること。
 

しかも、この塩漬け株はかなりの評価損になっているケースが多く、

買値の半分なんてザラでしたし、ひどいものだと買値の10分の1以下になっているものも目にしてきました。

もっと最悪なのは、その事実を顧客が知らないというケースです。

ありえないですよね?

こんなことが本当にあるんです。

さいごに(重要)

まとめ

ここまで読んでいただければ、営業マンに対する警戒心を持ってくれたと思いますが、

それだけでは足りません。

営業マン側にも問題がありますが、それと同じくらい顧客である投資家にも問題があるんです。

僕はこの問題が1番だと思っています。

それは、投資は自己責任であるという自覚の無さです。

投資はすべて自分の判断で行うものです。

だって自分のお金ですよ?人に任せるとかありえないですよね。

紹介された銘柄を買うか買わないかは自分の判断。

買った銘柄が下がって損をしても自分の責任。

損を人のせいにするのはお門違い。

これを理解していれば、悪徳営業マンにひっかかって損をすることもありません。

かなり大事なことなのでもう一回言います。

投資は自己責任です!

以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。